徹子の部屋
今回のBANSANのコレクションのミューズ、黒柳徹子さんの長年の番組「徹子の部屋」で
椅子に座った時の徹子さんの腰から広がるボリュームのあるスカートが素敵だなと常々思っていました。
徹子さんが座った時にふわっと椅子に覆いかぶさるようなシルエットで、ボリュームがたっぷりあるのに全然重くない。
ドレッシーすぎず、様々なトップスによって色んな場面や、呼ばれたゲストに対応できる徹子さんのスカート。
そして椅子に座った時の徹子さんのシルエットそのものが良いなあ、良いなあとしみじみと感じていました。
これをBANSANのコレクションで表現したら、どんなイメージになるだろうかと考え、デザインしたのが今回のアシンメトリーキルティングスカートです。
ボリューミーなのに、とっても軽いキルティング素材は、Tシャツを着て、スニーカー履くとカジュアルにも着れるし、ブラウスによっては、パーティーに着て行っても綺麗だろうな、などとスカートへの想いはどんどん膨らむばかりです。
また、キルティングをオリジナルで作る際、裏と表の色を変えようと思いました。
椅子に座った時、足を組んだ時、階段を登る時、ずんずん歩いたり、走ったり、踊ったりした時に
表の色とは違う表情の裏面がチラっと見えたらカッコいいな、と着た時の動きを意識しながら色を選び工場でキルティングしてもらいました。
ブラックのスカートの裏はカーキ色で、ベージュのスカートの裏はビビッドなピンク色です。
徹子さんシルエットへの憧れをBANSANとして、たっぷり詰め込みんだスカートに仕上がりました。