おみくじピアスができるまで

おみくじの箱から、インスパイアされた形のBANSAN人気のおみくじピアスを今シーズンリニューアルして再登場しました。

いまのBANSANのスタイリングに合わせやすい、よりミニマルでモードな印象にアップデートして登場しています。

このおみくじピアス、どこで作られてるかというと、愛知県瀬戸市の瀬戸焼き物からできています。

以下の、愛知県にある瀬戸焼工房で作っています。

http://www.chugaitoen.co.jp

作っている様子を見させて頂いたのですが全て、ひとつひとつ本当に丁寧に大切に作られています。

最初は、当たり前なのですが「土」で。

水分を含んだ土はちょっと触っただけで、ぐにゃっと曲がってしまいました。

デリケートな土達を扱う工房は、黙々と仕事をする職人さんで溢れています。

形をとった土を乾燥させて焼き、釉薬をつけてからまた焼くという…。こんなに小さいのに、何度も何度も釜と人の手を行ったり来たり。

最後に職人さんの手で絵付けされたマットな金色をもう一度乾燥させます。

仕上がった小さな焼き物を見て、なんて可愛らしくて暖かくて、凛々しいんだろうと感激したのを今でも覚えています。

 

工房の方も、アクセサリーとして焼き物を作ったことはなく、ましてや中身を空洞にしておみくじの箱のような形状という無理難題。

かなり苦労して最初の形を形成して頂きました。

 

もともとの数量自体も、たくさん作れるものではありませんが、小さくても確かな日本工芸の技術を感じれるアクセサリーです。

おめでたい日にも、そうでなく、何気無い日にも耳元に寄り添ってくれる工芸品です。

 

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